視覚美術著作権国際連合(CIAGP)の2017年国際会議が10月2,3日に亘りニューヨークで開催され、JASPARからは今秋より山口大学特命准教授に就任した小川明子、及び代表理事吉澤が参加しました。

討論された多くの議題中、主な案件は下記の通りです。
1) デジタル化に向かう社会に於ける視覚芸術の著作権管理
2) 追及権(Resale Right)の世界レベルの普及と実行
3) 写真家やイラストレーターの著作権管理の実態
4) EUに於けるオンライン著作権管理団体OLAの報告
5) インターネット画像認識システム(Automatic Image Recognition: AIR)の開発と
実践に関する報告と提案

[ 吉澤 コメント]
CIAGP会議に参加するのは昨年のウィーン以来2回目であった。各国の著作権管理協会はそれぞれ法制度が異なる中、様々な問題を抱えているのが理解できた。また各国の状況や対策を聞くことにより、JASPARとして著作権の保護と管理を今後どのように推進すべきか深く考える良い機会となった。日本に於ける追及権の導入やインターネット上に氾濫する不法な著作権使用の摘発、若しくはメディアとの包括的契約による権料の徴収等、CIAGP並びにCISACの協力を仰ぎながら今後進めるべき課題が見えてきた。